労働保険関係

全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされました ~答申での全国加重平均額は昨年度から66円引上げの1,121円~

令和7年度 地方最低賃金審議会の答申のポイント
〇47都道府県で、63円~82円の引上げ
 (引上げ額が82円は1県、81円は1県、80円は1県、79円は1県、78円は3県、77円は2県、
  76円は1県、74円は1県、73円は2県、71円は4県、70円は1県、
  69円は2県、66円は2県、65円は8道県、64円は9府県、63円は8都府県)
〇改定額の全国加重平均額は1,121円(昨年度1,055円)
〇全国加重平均額66円の引上げは、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額
〇最高額(1,226円)に対する最低額(1,023円)の比率は83.4%
 (昨年度は81.8%。なお、この比率は11年連続の改善)

一般職業紹介状況(令和7年7月分)について

ポイント
令和7年7月の有効求人倍率は1.22倍で、前月と同水準。
令和7年7月の新規求人倍率は2.17倍で、前月に比べて0.01ポイント低下。

令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について ~ 目安はAランク63円、Bランク63円、Cランク64円~

 本日開催された第71回中央最低賃金審議会(会長:藤村博之 独立行政法人労働政策研究・研修機構理事長)で、今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。
【答申のポイント】
(ランクごとの目安)
 各都道府県の引上げ額の目安については、Aランク63円、Bランク63円、Cランク64円。
 注.都道府県の経済実態に応じ、全都道府県をABCの3ランクに分けて、
   引上げ額の目安を提示している。
   現在、Aランクで6都府県、Bランクで28道府県、Cランクで13県となっている。
(参考)各都道府県に適用される目安のランク
    ランク 都道府県               金額
     A 埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪   63円
     B 北海道、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、
       新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、
       岐阜、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、
       奈良、和歌山、島根、岡山、広島、山口、
       徳島、香川、愛媛、福岡          63円
     C 青森、岩手、秋田、山形、鳥取、高知、
       佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、
       沖縄                   64円
     ※ランクごとの加重平均は、Aランク5.6%、Bランク6.3%、Cランク6.7%
 この答申は、今年の7月11日に開催された第70回中央最低賃金審議会で、厚生労働大臣から今年度の目安についての諮問を受け、同日に「中央最低賃金審議会目安に関する小委員会」を設置し、7回にわたる審議を重ねて取りまとめた「目安に関する公益委員見解」等を、地方最低賃金審議会にお示しするものです。
 今後は、各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にしつつ、地域における賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議の上、答申を行い、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することとなります。
 仮に目安どおりに各都道府県で引上げが行われた場合の全国加重平均は1,118円となります。この場合、全国加重平均の上昇額は63円(昨年度は51円)となり、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額となります。また、引上げ率に換算すると6.0%(昨年度は5.1%)となります。