2018 年 8 月

一般職業紹介状況(平成30年7月分)について

【ポイント】
 ○ 平成30年7月の有効求人倍率は1.63倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇。
 ○ 平成30年7月の新規求人倍率は2.42倍で、前月に比べて0.05ポイント低下。

すべての都道府県で地域別最低賃金の改定額が答申された ~答申での全国加重平均額は昨年度から26円引上げの874円~

【平成30年度 地方最低賃金審議会の答申のポイント】
・改定額の全国加重平均額は874円(昨年度848円)
・全国加重平均額26円の引上げは、最低賃金額が時給のみで示されるようになった
 平成14年度以降最大の引上げ
・最高額(東京都985円)に対する最低額(鹿児島県761円)の比率は、77.3%(昨年度は76.9%。
 なお、この比率は4年連続の改善)、また、引上げ額の最高(27円)と最低(24円)の差が3円に
 縮小(昨年度は4円)
・東北、中四国、九州などを中心に中央最低賃金審議会の目安額を超える引上げ額が
 23県(平成27年度以降最多。昨年度は4県)

監督指導による賃金不払残業の是正結果(平成29年度)

(1) 是正企業数 1,870企業(前年度比 521企業の増)
  うち、1,000万円以上の割増賃金を支払ったのは、262企業(前年度比 78企業の増)
(2) 対象労働者数 20万5,235人(同 107,257人の増)
(3) 支払われた割増賃金合計額 446億4,195万円(同 319億1,868万円の増)
(4) 支払われた割増賃金の平均額は、1企業当たり2,387万円、労働者1人当たり22万円