平成29年度個別労働紛争解決制度の施行状況 ~総合労働相談は10年連続100万件超、内容は「いじめ・嫌がらせ」が6年連続トップ~

【ポイント】
1 総合労働相談、あっせん申請の件数はいずれも前年度と比べ減少、助言・指導の申出件数は増加。
  総合労働相談件数は110万4,758件で、10年連続で100万件を超え、高止まり
   ・総合労働相談件数               110万4,758件(前年度比2.3% 減)
    →うち民事上の個別労働紛争相談件数   25万3,005件(   同  1.0% 減)
   ・助言・指導申出件数                   9,185件(   同  2.3% 増)  
   ・あっせん申請件数                     5,021件(   同  2.0% 減)

2 民事上の個別労働紛争の相談件数、助言・指導の申出件数、あっせんの申請件数の全てで、
  「いじめ・嫌がらせ」が引き続きトップ
   ・民事上の個別労働紛争の相談件数では、72,067件(同1.6%増)で6年連続トップ。
   ・助言・指導の申出では、2,249件(同1.9%増)で5年連続トップ。
   ・あっせんの申請では、1,529件(同6.9%減)で4年連続トップ。