「平成27年度個別労働紛争解決制度の施行状況」 ~総合労働相談は8年連続100万件超、内容は「いじめ・嫌がらせ」が4年連続トップ~

【ポイント】
1 助言・指導申出件数、あっせん申請件数のいずれも前年度と比べ減少
  助言・指導申出件数、あっせん申請件数は減少傾向にあるものの、総合労働相談件数
  が8年連続で100万件を超えるなど、高止まり 
  ・総合労働相談件数           1,034,936 件(前年度比0.2% 増)
   →うち民事上の個別労働紛争相談件数    245,125 件(  同  2.6% 増)
  ・助言・指導申出件数            8,925 件(  同  5.8% 減)  
  ・あっせん申請件数             4,775 件(  同  4.7% 減)
2 「民事上の個別労働紛争の相談件数」「助言・指導の申出件数」「あっせんの申請件数」
  の全てで、「いじめ・嫌がらせ」がトップ
  ・民事上の個別労働紛争の相談件数は、66,566件(前年62,191件)で4年連続トップ。
  ・助言・指導の申出では、2,049件(前年1,955件)で3年連続トップ。
  ・あっせんの申請では、1,451件(前年1,473件)で2年連続トップ。
3 助言・指導、あっせんともに迅速な処理
  ・助言・指導は1か月以内に99.1%、あっせんは2か月以内に90.1%を処理。