労働契約法に基づく「無期転換ルール」への対応を促すための厚生労働省の支援策などの紹介 ~平成30年度からの「無期転換ルール」の本格化まであと2年!事業主の皆さま・働く皆さまへの支援を強化~

無期転換ルールの導入に向けた厚生労働省の8つの支援
(1)無期転換制度の導入支援のための「モデル就業規則」の作成
   (小売業・飲食業は作成済み)
(2)無期転換制度や「多様な正社員制度」の導入を検討する企業へのコンサルティングを
   実施
(3)無期転換ルールも含めた「労働契約等解説セミナー」を全国で208回開催
(4)無期転換制度や「多様な正社員制度」についてのシンポジウムを開催
(5)先進的な取組を行っている企業の事例を厚生労働省のホームページなどで紹介
(6)無期転換制度の導入手順などを紹介するハンドブックを作成
(7)キャリアアップ助成金を拡充
(8)都道府県労働局(雇用環境・均等部(室))に専門の相談員を配置
無期転換ルールの特例
 「専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法」によって、
 定年後引き続き雇用される有期雇用労働者等については、都道府県労働局長
 の認定を受けることで、無期転換申込権が発生しないとする特例が設けられている。
 平成27年度は 全国で3,287件の認定 を行っている。